新規事業構築①
初期段階としては、シーズの棚卸+ニーズの調査、3C分析(市場、競合、自社)につきます。360度外交の情報が入手しやすい窓口を複数作り、より広範囲での情報網を構築していきます。この活動でいくつかのポテンシャルのある事案が出てきたら、市場提案→顧客反応→内容磨き→再度提案を繰り返して歩きながら考えていくスタンスが重要です。
ある程度の期待値が得られだしたら、次の段階に進み、事業構築を本格化させます。
新規事業構築の場合、初めに短中長期計画を決めて、それぞれ基準や定義を決めておくことも重要な事です。

事業強化①
事業がある程度成長している時は、気づかないのですが、利益が中々でなくなると初めてビジネスモデルが良いのか、固定費が高いのか、変動費が上がっていないかとか色々と考えだします。ただこの時はもう遅いのです。安定している時こそしっかりと自分たちの会社の実力を見極めておいて、環境の変化や競合の動きを注意深く見ておくべきです。ではどう見たらよいのか?
いくつかのPL数値(限界利益、労務費、経費等)から指標を導き出して、変化がわかるようにする事が大切です。その数値をよりよくすることで体力は強化されます。

事業強化②
経営指標を何にするか?これはその事業の性質やレベルによります。まずはビジネスモデルからどのくらい利益が得られてのかを考えます。同じような形態の会社等から見て、例えば10%は経常利益が得られるはずだとします。その為には変動費は?、労務費?、経費?等理想でよいので検討し、現状との比較をします。
その差を無くしていくのが事業活動になります。自動化ロボットを導入したら労務費が減るけど償却費がアップするとかして、経費、消耗品費等、理想値になるまでの活動内容が書ければ、実現の道が開けます。